月とは?? パート2

パート1の続きなのでもし良ければ、パート1をみていない人はみてもらえると嬉しいです。

記紀には、星に関するものはほとんどありませんが、太陽と月については、伊奘諾尊の左の眼から天照大神、右の眼から月読命が生まれたと、『古事記』に記されています。
日本書紀』によると、天照大神は、五穀をつかさどる保食神のところへ月読命を訪ねさせました。保食神は、口から飯や魚🐟を取り出してもてなしたところ、月詠命は怒って、保食神を斬り殺してしまいました。そして、その報告を受けた天照大神も腹を立て、天照大神月読命はそれぞれ昼と夜にわかれて天に出ることになったと言います。

一方ギリシャ神話の月の神は、アルテミスで、大神ゼウスとレートーとの間に生まれました。日の神アポロンは双子の兄にあたります。

なお、月は太陰、桂、姮娥、嫦娥など異名が数多くあります。桂とは古代中国の伝説にある、月の中に生えているという丈の長い想像上の木をいいますが、それが転じて月をさすようになりました。桂楫といえば、月の桂でつくったかじをいいます。

月の話はどうだったでしょうか?
少しでも楽しんで頂いたなら、良かったです。
次回もお楽しみに!